ドコモ、SH-05A/SH-06AでJavaScriptを利用可能に
NTTドコモは、シャープ製FOMA端末「SH-05A」「SH-06A」「SH-06A NERV」で、iモードブラウザのJavaScript機能を利用できるようにするソフトウェア更新サービスの提供を開始した。これらの機種では、不具合も確認されており、今回のソフトウェア更新を適用すれば不具合も解消する。
ドコモの2009年夏モデルでは、iモードブラウザの仕様が変更されていたが、JavaScript機能については不具合があったとして、利用できない状況が続いていた。発売から5カ月ほど経過した10月23日、同社ではJavaScript機能を利用できるようにすると発表、対応機種については順次、ソフトウェア更新が提供される方針が示された。
今回のアップデートは、その第1弾となるもので、「SH-05A」「SH-06A」「SH-06A NERV」の3機種でJavaScript機能が利用できるようになる。これにより、スムーズにスクロールするiモード向け地図サービスなど、従来より表現力が向上したコンテンツが利用できるようになる。
なお、今回のソフトウェア更新では、あわせて不具合も解消することが案内されている。明らかにされた不具合は「サブメニューが表示できなくなることがある」「iモードメニューが起動できなくなることがある」というもの。更新は、「SH-05A」で約14分、「SH-06A」「SH-06A NERV」で約15分かかり、更新中、他の機能は利用できない。自動更新機能も用意されており、初期設定では午前3時になると自動的にアップデートされる。
このほか、モトローラ製スマートフォン「M1000」のセキュリティスキャン機能向けにパターンデータの最新版「3.17」の提供が開始された。今回のパターンデータでは、「SymbOS/Smart5.a」「SymbOS/Smssniper.d」と呼ばれるウィルスに対応できるようになる。
SH-05A | SH-06A |
2009/10/27 15:17