UQ、国際ローミング実現に向け米露の企業と協議へ
UQコミュニケーションズは、WiMAXを利用したデータ通信サービスにおける国際ローミングの実現に向けて、米Clearwire、露Yotaと協議を開始したと発表した。
今回の協議は、WiMAXの国際ローミングサービスを実現するためのもので、3社で覚書が締結された。実際の国際ローミングサービスは2社間で提供するものとなるが、今回の協議では、WiMAXサービスをそれぞれの国で先行して提供しているUQコミュニケーションズ、Clearwire、Yotaの3社が共同で、国際ローミングサービスの実現に向けたビジネス面、技術面での相互協力を協議していく。
UQコミュニケーションズでは、国際ローミングサービスについて、「早急に実現したい」としている。なお、既存のWiMAX対応機器が、将来的に提供される国際ローミングサービスに対応できるかは、現在未定となっている。
このほか同社は、信越地区で2.5GHz帯を用いたモバイルWiMAXの免許を取得したことを明らかにしており、全国政令指定都市などへのサービスエリア拡大を進めていくとしている。
2009/9/15 16:34