au、iidaブランドの最新モデル発表
KDDI、沖縄セルラーは、「iida」ブランドの新端末「PLY」(プライ)と「PRISMOID」(プリズモイド)を発表した。また、充電アダプターやイヤホンなどの周辺機器なども多数発表、コンセプトモデルなども明らかにされた。
「PLY」は、積み重ねられたような形状が特徴のスライド型CDMA 1X WIN端末。「カドケシ」などのデザインで知られる若手のデザイナー 神原秀夫氏が手がけたもので、au design projectのコンセプトモデルから製品化された端末となる。東芝が端末開発を担当し、3メガカメラやおサイフケータイ、ワンセグなどに対応する。大きさは約102×53×14.5mmで、重さは約127g。ボディカラーはbrown、pink、black。発売時期は9月中旬。
「PRISMOID」は、INFOBARやneonなどで知られるデザイナーの深澤直人氏が手がけた折りたたみ型のCDMA 1X WIN端末。大胆に面取りしたデザインは、「未来的な未来」をテーマにしたもので、背面パネル部には面取りの寸法を表わす「C4.8」(chamfer 4.8mmの意味)といった文字があしらわれている。開発メーカーは京セラで、2メガカメラやおサイフケータイに対応する。大きさは約101×49×16.8mmで、重さは約102g。ボディカラーはGREEN、MAT BROWN、WHITE。発売は12月頃になる見込み。
さらに、iidaブランドの周辺機器も多数発表。「PLY」「PRISMOID」専用のアイテムのほか、auの端末で汎用的に利用できるACアダプターやトレイ、液晶シートやクリーナーなど、若手のデザイナーを起用したユニークな製品が販売される。
このほか、携帯電話がロボットにドッキングするiidaのコンセプトモデル「Polaris」(ポラリス)も明らかにされた。ロボットメーカーのフラワー・ロボティクスとともに開発したモデルとなる。携帯電話を球体型のロボットに載せると、記録した情報を分析して学習した結果を自宅のテレビなどに表示しアドバイスを提供。さらに、携帯電話を載せたまま自走し、自動で充電するといった機能があるという。
- 積み重なったデザインにTAB-KEYが印象的な「PLY」
- 「未来的な未来」をデザインした携帯「PRISMOID」
- 携帯×ロボット、iidaブランドの最新コンセプトモデル
- iidaブランドの携帯向け周辺機器が多数登場
- KDDI高橋氏「iidaは3つの方向でイノベーションを起こす」
- iida、クリエイターの携帯オリジナルコンテンツを無料配信
- 自作歌詞が中田ヤスタカの楽曲になるiidaの無料キャンペーン
- iidaアイテムの製品化を目指す学生対象のデザインコンペ
PLY (プライ) | PRISMOID (プリズモイド) |
コンセプトモデル「Polaris」(ポラリス) |
2009/9/9 11:00