ドコモ、“Googleサービスキー”搭載の「L-06A」を9日発売


Hyper White

 NTTドコモは、テンキー下部に「g」と記された“Googleサービスキー”を搭載するLG Electronics製のFOMA端末「L-06A」を9月9日に発売する。

 「L-06A」は、ディスプレイを露出したまま折りたためる回転2軸型のLG製FOMA端末端末。ドコモのラインナップでは、PRIMEシリーズに位置付けられる。テンキー株の「Googleサービスキー」は、Webサービスを展開するグーグルのオンラインアルバムサービス「Picasa」や動画共有サービス「YouTube」へ簡単にアクセス、アップロードできる。なお、グーグル主導で開発された携帯向けソフトウェアプラットフォーム「Android」は搭載していない。

 ディスプレイは、約3インチ、ワイドVGAサイズ(480×800ドット)、26万2144色の感圧式タッチパネル。画面に触れて操作でき、タッチが認識されると、わずかに震えるようになっている。約510万画素のCMOSカメラやmicroSDHCカードスロット(最大8GB対応)を搭載し、ドルビーモバイル、日英韓のマルチリンガル機能などが用意される。このほか国際ローミング(3G/GSM)、FOMAハイスピード(下り最大7.2Mbps)をサポートする。ドコモの携帯電話としては初めて上り(アップロード)速度を向上させたHSUPA方式に対応し、上り最大5.7Mbpsで通信できる。このほか、おサイフケータイ対応だが、トルカやiC通信は非対応。GPSやBluetooth、iコンシェル、iウィジェット、iモードブラウザのバージョンアップ、電池残量表示の細分化、設定引継機能はサポートされていない。

 大きさは約110×52×15.4mm(最厚部約18.5mm)、重さは131g。連続待受時間は約320時間(GSMでは約220時間)、連続通話時間は約200分(GSMでは約180分)となる。ボディカラーは、Hyper White、Hyper Silver、Hyper Redの3色が用意される。

Hyper SilverHyper Red

 



(関口 聖)

2009/9/3 15:07