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楽天モバイルと楽天シンフォニー、AI障害管理で「自律型ネットワーク レベル3.95」認定を取得
2026年10月30日 12:14
楽天モバイルと楽天シンフォニーは30日、共同開発の自律型IPネットワーク障害管理ソリューションが、業界団体TM Forum(TMF)から「自律型ネットワーク レベル3.95」認定を取得したと発表した。AIによるクローズドループ運用を活用し、障害検知から復旧までを人手を介さず自律実行する。
TMFアセスメントで国内最高スコアを記録
今回の認定は、TMFが定める「自律型IPネットワーク障害管理アセスメント(GB1523E v2.0.1)」に基づく評価で、同指標における国内最高スコアとなる。楽天シンフォニーのOSSプラットフォームを基盤とし、障害管理全体の自動化を実現した。
本ソリューションはインテントの把握から分析、意思決定、実行までをシームレスに連携させる。障害発生時も従来の人的作業を必要とせず、自律的に問題箇所を特定した上で、適切な対応の判断からエスカレーション、復旧までを自動実行する仕組み。
省電力化に続く成果と運用の変革
両社は2月にも自律型RAN省電力化ソリューションでTMFから「レベル4」認定を取得しており、今回の成果はそれに続く形となる。トラフィック最適化が中心の省電力化と異なり、障害管理は突発的な事象への高度な安全性と即時判断が求められる難易度の高い領域。
楽天モバイルのシェーレシュ・グプタ氏は、「自律型の障害管理は、運用チームの役割をインシデント対応から能動的な改善へと変革する。人的介入なしに障害を継続的に特定・解決し、レジリエンスとサービス品質を向上させることが可能だ」と語る。
楽天シンフォニーのヴィヴェック・マーシー氏は、「商用環境で得た知見を日本国外にも適用可能なソリューションへ発展させており、自律化を再現可能な機能として実装できると示せた」と語る。持続可能な未来に向けた運用モデルの高度化を推進する推進していく構え。
TMFのアンディ・ティラー氏は、「高度な自律化を最も複雑な障害処理領域に適用できると証明した。共通の標準に基づき通信業界が自律化へ進展していることを裏付けるものであり、AI駆動のクローズドループ型運用による自律化への移行を示す」と評価した。
