ニュース
子どものコンセント感電に注意、やけどや"電撃傷"で入院のケースも 国民生活センターが呼びかけ
2026年10月21日 19:01
国民生活センターは、電気製品やコンセントなどによる子どもの健康被害について、注意を呼びかけている。
15歳以下の子供の感電や熱傷(やけど)が、2021年度以降に38件報告されている。事故は乳幼児から15歳までの幅広い年齢で発生し、特に9割近くの事故が9歳以下の子供に集中していた。なかには、入院にいたった事例もある。
事故の原因として、コンセントの差込口に針金やヘアピンなどを差し込んでけがをするケースが、約70%と最も多い。ほかにも、電源コードの破損部に触れたり、充電ケーブルをコンセントに差し込んでけがをするケース、家電製品が破損し露出した電極に触れたケースなどが挙げられている。
感電によるけがには、皮膚のやけどに加え、電流が体内を流れて生じる「電撃傷」がある。電撃傷では、筋肉や神経、血管、心臓などの深部組織に影響を与え、特に心臓に影響した場合は不整脈や心停止につながる可能性がある。
子供は大人より視線が低いため、床付近の電源タップやコンセントに興味を示しやすい。約7割の保護者が「子供が感電した(しそうになった)」時に近くにいたことから、保護者による見守りだけではなく、子供が触れにくい環境作りや安全教育も重要となる。
具体的な予防策として、コンセント用安全カバーの設置や、劣化・破損した充電ケーブルの早めの取り替えなどが挙げられている。
もし事故が発生した場合は、外見だけで判断せず速やかに医療機関へ相談・受診することが大切となる。感電による電撃傷は、身体の内部に影響を与えるため、外見だけでは重症度を判断できない場合がある。



