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Apple Watchが5Gで通話できる、ソフトバンクが提供開始

 ソフトバンクは、5G RedCap対応のウェアラブル端末で、5G SAネットワーク上の音声通話技術「VoNR」による音声通話サービスの提供を開始した。5G SAエリアの一部で順次提供されている。

 5G RedCap対応のウェアラブル端末でVoNRを提供する事例は、国内では初とみられる。

 VoNRは、5G SAのネットワーク上で音声通話を提供する技術。従来のVoLTEでは、5G SAに接続している状態で音声通話を利用すると、通信を一時的に4Gへ切り替える必要があった。

 VoNRでは4Gへ切り替えず、5G SAに接続したまま発着信や通話ができる。同社によれば、5G SA接続時に発信ボタンを押してから呼び出し音が鳴るまでの時間も、VoLTE利用時より短縮される。

 5G RedCapは、通信速度や機能を抑えることで、スマートウォッチなどのウェアラブル端末やIoT機器向けに最適化された5Gの通信規格。

 5G RedCapの対応機種として「Apple Watch Series 12」「Apple Watch Ultra 4」「Apple Watch Series 11」「Apple Watch SE 3」「Apple Watch Ultra 3」が案内されている。いずれもCellularモデルが対象で、watchOS 27以降が必要となる。

 VoNRを利用するための特別な申し込みは不要。料金は現在加入している料金プランや割引サービスに準じ、VoNRの利用に伴う追加料金は発生しない。

 5G RedCapの利用についても申し込みは不要で、対応機種向けの通信サービスの料金プランや割引サービスに準じる。

 提供エリアは、5G SAエリアのうち5G RedCapとVoNRの両方に対応した一部エリアから順次拡大される。対応エリア内でも、ネットワークの混雑などによって端末が5G SAに接続していない場合は、4GのVoLTEで通話する。