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ドコモの「RCS」は8月24日スタート、写真や動画も送れるSMS後継機能

 NTTドコモは、新しいメッセージサービス「RCS(Rich Communication Services)」の提供を2026年8月24日に開始する。事前の手続きは不要で、対象端末を利用するユーザーであれば提供開始日以降順次利用できるようになる。

写真や動画をやり取りできる新規格

 RCSは、従来のSMSで利用できるテキストメッセージに加え、写真や動画、スタンプなどのマルチメディアコンテンツを送受信できるメッセージサービス。グループチャット機能も備えており、幅広いコミュニケーションに対応する。

 月額使用料は無料で、RCS同士のメッセージやり取りは送信料がかからない。メッセージ送受信時にはデータ通信量が消費される仕組みとなっている。送信相手がRCSを利用していない場合は自動的にSMSとして送信され、送信者に通常のSMS送信料が発生する。

対象機種および主な仕様
月額使用料

無料(データ通信量を消費、RCS同士の送信料は無料)

対象機種

Android10.0以上のスマートフォン・タブレット

非対応機種

ドコモケータイ、ドコモらくらくホン、キッズケータイ、キッズケータイコンパクト

対応アプリ

Androidは「Googleメッセージ」(iPhoneは後日案内)

 対応アプリケーションはAndroidが「Googleメッセージ」で、提供会社は8月24日以降、順次Jibe Mobileからドコモへと変更されるものの、利用方法やサービス内容に変更はない。iPhoneでの提供開始日については後日あらためて案内される。

設定変更で利用拒否も可能

 RCSを利用したくない場合は、設定を変更することで利用を拒否できる。

 個人情報の取り扱いに関して、ドコモおよびパートナー企業のGoogle Asia Pacificは、サービスの提供や運営、迷惑行為の防止、MNPや名義変更時の情報引継ぎ、サービス改善調査分析を目的として利用者情報や送受信情報を必要な期間利用する。送受信されるメッセージ本文は暗号化されており、第三者や運用事業者が内容を閲覧することはない。

キャリア各社で進むRCS導入

 ドコモは5月13日にRCSの提供予定を「2026年夏」と発表し、7月17日には「8月以降」と案内を更新していた。8月24日の開始日が確定した形となり、2026年冬には企業と個人がやり取りできる「RCS公式アカウント」の提供も予定されている。

 国内キャリアの動向では、KDDIが2025年12月にpovo2.0などでRCSに対応したほか、ソフトバンクも2026年3月にAndroidおよびiPhone向けへの提供を開始している。楽天はRCSの仕組みによる「Rakuten Link」を提供しているが、他社とRCSでのやり取りはできない。