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ドコモのAI研究、国際会議「IJCAI 2026」に論文採択
2026年8月14日 00:00
NTTドコモと半熟仮想が執筆したAI技術に関する論文が、国際会議「IJCAI 2026」に採択された。過去のデータをもとに新たな施策の効果を事前に評価する「オフ方策評価」で、サービスの利用継続期間などに対する効果をより正確に評価する手法が開発された。
論文タイトルは「Off-Policy Evaluation and Learning for Survival Outcomes Under Censoring」。日本語では「打ち切り下での生存アウトカムに対するオフ方策評価と学習」とされている。著者はNTTドコモの久保田匡亮氏と髙橋実宏氏、半熟仮想の齋藤優太氏。8月15日~21日にドイツで開催される「IJCAI 2026」で発表される予定。
オフ方策評価は、過去に実施された施策のデータから、別の施策を実際に実施した場合の効果をシミュレーションして比較、評価する技術。複数の施策ルールを事前に検証し、利用者に適した情報やサービスの提案につなげられる。
従来の手法では、サービスの利用継続期間や特典が利用されるまでの期間などを評価する際、観測期間が終了した時点で結果が確定していないデータが含まれることで、期間の長さが過小評価され、施策の効果を正しく評価できない場合があった。
今回開発された手法では、結果が確定していないデータによる影響が補正され、期間の長さに対する効果をより正確に評価できるという。施策を案内した直後の反応など短期的な効果に加え、サービスが継続して利用されるかといった、一定の観察期間を必要とする効果も考慮できる。
ドコモでは今後、同技術のサービスへの実用化に向けて検証を進め、利用者のニーズや利用状況に応じた情報提供やサービス提案の高度化を目指す。
IJCAIは「International Joint Conference on Artificial Intelligence」の略称で、人工知能分野の国際会議のひとつ。
