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Audibleの最新タイトルや魅力を桐谷健太・三宅香帆・染井為人が語る、Audible説明会
2026年5月28日 18:44
Audibleは28日、記者向けに説明会を実施し、同社の市場環境や今年力を入れるコンテンツラインアップを説明した。
後半には、桐谷健太と三宅香帆、染井為人によるトークセッションが開催され、作品やAudibleの魅力が語られた。
日本上陸11年目のAudible
米国で誕生したAudibleは、2015年に日本でのサービスを開始し、今年で11周年を迎える。Audibleカントリーマネージャーの逢阪志麻氏は、同社のファウンダーであるドン・カッツ(Don Katz)氏の言葉“目は忙しいけれど、心が空いている時間をAudibleは満たしたい”を取り上げ、「この理念のもと、Audibleは、オーディオストリーミングの先駆的な制作と配信を続け、想像力を刺激し没入感のある体験を提供していく」とコメントした。
同社では、「すべての本を、すべての言語で、オーディオブック化する」という目標を掲げ、ラインアップの強化のほか、利用層の拡大や認知拡大と利用促進に取り組むという。逢阪氏は、オーディオブック利用者の方が年間読書量が多い傾向にあると指摘し、実際にAudibleサービスを利用することで読書時間が増えたユーザーが8割を超えている調査結果もある。
過去の名作やベストセラーのほか、人気作家の新作や話題作といった、いわゆる「売れ筋商品」はもちろんのこと、週4回以上利用するヘビーユーザーの間では、Audibleオリジナルの「オーディオファースト作品」がライトノベルとともに第3位にランクインしている。同社では、既存ユーザーに対しても、こういった人気コンテンツを中心に、タイトルの拡充を加速させている。
新規ユーザー獲得に向けて、“新ジャンルの開拓”にも力を入れる。コンテンツでは、新たに韓国ドラマ作品の配信を開始した。
また、オーディオブックのイメージとして、利用ユーザーからは「自分の時間を充実させられる」や「物語の世界に深く入り込める」など肯定的な意見が多かったが、利用していないユーザーの約半数が「試す機会がなかった」と回答しており、同社としても「新規ユーザーがAudibleを試す機会」を問題の1つとして捉えているという。
こうした「利用機会」創出への取り組みとして、同社では渋谷駅でAudibleを体験できるカフェ「Audibleカフェ」を5月31日まで開催している。
コンテンツ戦略の3つの柱
日本におけるコンテンツラインアップを担うAudibleヘッド・オブ・コンテンツ・ジャパンのキーリング・宮川もとみ氏は、コンテンツ戦略の3つの柱として「話題作や名作のオーディオブック化」、「オーディオファースト作品の拡充」、「韓国ドラマ」を挙げる。
話題作のオーディオブックでは、「五分後の世界」(村上龍著)を桐谷健太の朗読で5月28日に配信する。また、絶大な人気を誇るという染井為人の作品も「硝子のマンション」など多数ラインアップする。
オーディオファースト作品では、「火と話す男」中山七里著が28日から配信がスタート。また、三宅香帆初のオーディオファースト作品「没頭する力」が2026年中に配信される。
韓国ドラマでは、先述の「天国の階段」が28日から配信がスタートした。
桐谷健太・三宅香帆・染井為人がAudibleの魅力を語る
後半には、俳優の桐谷健太、文芸評論家の三宅香帆、小説家の染井為人、Audibleの宮川氏によるクロストークが実施された。
「五分後の世界」を朗読した桐谷は「とても光栄。初めて小説を読んだのが、村上龍の『コインロッカー・ベイビーズ』で没入しながら読んだのを覚えている」とコメント。実際の収録では「小説を1冊すべて朗読する経験がなかったので、すごく体力と集中力が必要だと感じた。たくさんの気づきや学びがあった」と話した。
初のオーディオファースト作品「没頭する力」を執筆する三宅は、「新刊が“音”で初めて聴いてもらう経験は初めて」とコメント。本の内容については「現代のSNSやスマートフォンなどで『没頭する力』を失いやすいんじゃないか、没頭するためには何が必要なのか、というのを書き下ろした作品」と説明する。
「硝子のマンション」を執筆する染井は、「目でも耳でもどちらでも楽しんでもらいたい」とコメント。内容については「ホラーサスペンス。自分の物語をうまく説明するのが苦手なのであらすじを読んで欲しい」と話した。
Audibleの魅力について、桐谷は「通勤通学時や家事をしながら、散歩をしながら、自分が今見ている光景と作品の世界観が入り交じる魅力がある」とコメント。目を閉じながらでもストーリーが進むため、作品の世界「異世界」に没入できるところがポイントだと説明する。
三宅は、友人の話として「夫婦仲が良くなった」と話す。なんでも「面倒なお皿洗いも、『物語の続きをAudibleを聞きたい』と聞きながら家事をこなしたり、ドライブ中に聞くと夫婦で同じ物語に没頭できたりする」とのことで、Audibleに“思わぬ副作用”があるとアピールした。
染井は、大工の義兄が自身の作品をAudibleで聴いているとコメント。活字が苦手な人でも、Audibleで作品の世界観に入ってもらえるとし、自身の作品とAudibleの相性の良さについても話した。
宮川氏は、今後の作品ラインアップについて「ユーザーニーズというのもどんどん高くなってきている。素晴らしいクリエイターやパフォーマーの方たちと一緒にどんどん作品を拡大していきたい」とコメントした。






























