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クアルコムとSnap、次世代ARグラス「Specs」向けに提携拡大

 クアルコムとSnapは、Snapの次世代ARグラス「Specs」に「Snapdragon XR」プラットフォームを搭載するための、複数年におよぶ戦略的提携を締結した。両社が10年にわたり築いてきた協力関係をさらに拡大する提携となる。

 Snapの子会社Specsが開発する「Specs」は、現実世界にデジタルコンテンツを重ねて表示できる、シースルー型のスタンドアロンARグラス。発売は今年後半を予定している。搭載するSnap OSは「コンテキストアウェアなOS」として設計されており、ユーザーの自然な手の動きや声といった文脈を読み取り、コントローラーを使わずに操作できる。

 こうした「コンテキストアウェア」な体験は、SnapdragonのエッジAIと、高性能かつ低消費電力なコンピューティング技術を組み合わせることで実現する。処理をデバイス上で直接行うため、ユーザーのプライバシーを保護しつつ、より高速で遅延のない操作が可能になる。

 クアルコムのSnapdragonプラットフォームは、これまでにも複数世代のSnap製ARグラス「Spectacles」に搭載されてきた実績をもつ。

 両社は長期的なロードマップのすり合わせと技術協力を通じて、開発者やパートナー向けに先進的な機能を提供していく方針。また、開発者向けにはAR体験を構築するためのツール群「Lens Studio」も提供される。