ニュース
IIJmio、なりすまし対策「BIMI」を導入。送信元ロゴ表示で安全性を向上
2025年12月13日 09:00
インターネットイニシアティブ(IIJ)は、MVNOサービス「IIJmio」において、メールのなりすまし対策を強化するため、メール認証規格「BIMI(Brand Indicators for Message Identification)」を導入すると発表した。
受信メールのロゴ表示は15日から
BIMIは、DMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting and Conformance)に準拠した送信ドメインからのメールに対し、送信元企業のブランドロゴを表示する仕組み。
正規の送信元であることを視覚的に確認できるようになり、なりすましメールやフィッシング詐欺への対策として有効とされる。
「IIJmioセーフティメールサービス」では、2025年12月15日よりBIMIに対応する。BIMI対応済みの企業から受信したメールについて、Webメール機能「MailViewer」上で送信元のブランドロゴが表示されるようになる。
IIJmioからの送信メールも順次対応
一方、IIJmio自身が送信するメールへのBIMI導入については、2026年度中を予定している。
導入後は、BIMIに対応したメールサービス(Gmailなど)でIIJmioからのメールを受信した際、差出人欄にIIJmioのロゴが表示されるようになる予定。
