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「Yahoo!検索大賞2025」発表、大賞はtimelesz Switch 2やガンダム新作も部門賞

 LINEヤフーは、2025年に検索数が急上昇した人物や作品、商品などをランキング形式で発表する「Yahoo!検索大賞2025」を公開した。集計期間は1月1日~11月1日。

 最も検索数が急上昇した「大賞」には、アイドルグループのtimeleszが選出された。timeleszはミュージシャン部門でも1位を獲得し、ダブル受賞となる。

 検索数が急上昇した要因として、Netflixでのオーディション番組を経て5人の新メンバーが加わり、8人体制で再始動したことが挙げられる。改名後初のシングルリリースや冠番組の開始なども話題となり、関心を集めた。

 人物カテゴリーではこのほか、俳優部門で本田響矢、アスリート部門でMLBドジャースへの移籍が話題となった佐々木朗希、お笑い芸人部門で友田オレ、声優部門で戸田恵子がそれぞれ1位を獲得した。スペシャル部門では、大阪・関西万博の公式キャラクターであるミャクミャクが選ばれている。

 作品カテゴリーでは、テレビアニメ最新作の「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」がアニメ部門1位を獲得。ゲーム部門では発売1カ月で世界販売1000万本を記録した「モンスターハンターワイルズ」、映画部門では「国宝」、ドラマ部門では連続テレビ小説「あんぱん」、楽曲部門ではCUTIE STREETの「かわいいだけじゃだめですか?」がそれぞれトップとなった。

 商品カテゴリーの1位は、任天堂の「Nintendo Switch 2」。2017年発売のNintendo Switchの後継機として、既存ソフトとの互換性や新機能への期待から検索数が上昇した。そのほか、スズキの「ジムニーノマド」やトヨタの「クラウン エステート」などがランクインしている。

 ローカルカテゴリーのお出かけスポット部門1位は「大阪・関西万博」だった。また、47都道府県ごとに検索数が急上昇した「都道府県部門」も公表されており、「Yahoo!検索」で「検索大賞 都道府県」と検索することで、各地域のトレンドワード(北海道の「ロピア 福住店」、東京都の「こち亀記念館」など)を確認できる。

 今後の活躍が期待されるネクストブレイクカテゴリーでは、人物部門で=LOVEや滝澤諒、商品部門で「大人のシール」や韓国発の「コグマパン」などが選出された。

 今回は特別企画として、生成AIを活用した「AIが推測するあの時代の検索大賞」も12月3日~24日の期間限定で公開される。Yahoo!検索の「AIアシスタント」機能を活用し、もしも江戸時代や1970年代~90年代に同賞が存在していたら何が大賞になっていたかをAIが推測するコンテンツ。