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au Styleで手荷物預かりの「Bounce」、首都圏の4店舗で開始

 KDDIは、首都圏の直営店4店舗で手荷物預かりサービス「Bounce」(バウンス)の提供を開始した。

 「Bounce」は米Bounceが運営する手荷物預かりサービス。世界4000都市以上で展開しており、国内でも650都市に5000拠点以上を構える。アプリ経由で利用できる。KDDI直営店のau Style SHINJUKU、IKEBUKURO、UENO、みなとみらいの4店舗にロッカーが設置される。対応店舗は今後、拡大も検討する。

 料金は荷物のサイズで変わり、東京では1日275円~。予約時間前のキャンセルは全額返金される。キャンセル料はかからない。最大100万円の補償を付けられる。国内利用向けには「Pontaパス」で、海外旅行向けには旅行優待プログラム「WanderJoy」で利用料金の15%割引クーポンを受け取れる。

 観光客が多い都心部の店舗で手荷物を預かることで、国内外の観光客の移動をサポートする。Bounceのユーザーは8割が欧米在住。国土交通省は訪日観光客へ「手ぶら観光」を推進しており、今回のサービス展開で、インバウンド需要への対応に貢献するとしている。KDDIは「KDDI Open Innovation Fund 3号」を通じて、Bounceに出資している。