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グーグル、Chromeに「高精度の自動入力」機能 パスポートや免許証番号に対応

 グーグルは、デスクトップ向けのChromeブラウザに「高精度の自動入力」機能を追加した。パスポートや運転免許証の番号、車両のナンバープレートなどの自動入力に対応する。

 「高精度の自動入力」機能は、右上の「Google Chromeの設定(三点リーダー)」から「設定」→「自動入力とパスワード」を選び、「高精度の自動入力」をオンにすることで利用できる。

 機能は、プライバシーとセキュリティを重視して設計されている。フォームに関連情報を入力すると、Chromeはユーザーの許可を得た場合のみデータを保存し、暗号化によって保護する。また、保存した情報を自動入力する際には、事前に確認を求めるようになっている。

運転免許証の自動入力イメージ

 さらに、複雑なフォームや多様なフォーマット要件をより正確に理解できるようになり、ウェブ全体での入力精度が向上した。フォームを含むウェブサイトにアクセスした際、そのサイトのURLやコンテンツがグーグルと共有される場合があり、この情報をもとにより適切な自動入力候補の提供や機能の改善が行われる。