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保育園にAI導入で業務負荷軽減、楽天モバイルとはなHD
2025年10月23日 14:10
楽天モバイルと保育園の運営などを手がけるはなホールディングスは、AIなどを活用した「次世代型保育園」の推進に向けた取り組みを発表した。人材不足や業務負荷などの課題解決に取り組む。
11月1日に開設される、愛知県の「はな保育室こまきはら」(仮称)で、AIやICT技術を活用した保育園の運営に取り組む。保育業界では人材不足や業務負荷の増大が社会課題となっている。DXが遅れている面もあり、両社は今回の取り組みを通じて、保育業界のDXをリードするモデルケースを創出する。
AI搭載のクラウドカメラ「Safie One」で園内を常時モニタリングし、異常検知時にアラートを発する。事務作業の負荷軽減に向けインターネット接続サービス「K?SOKU Access」を導入。また、AI空間管理システム「Rakuten NEO」でQRコードを用いた入退室管理、センサーによる自動空調・照明制御などを導入する。「ポケトーク」も活用し、外国人保育士や保護者とのコミュニケーションを円滑にする。
楽天モバイルとはなホールディングスは「これからもDXやAIの活用によって保育現場の課題を解決し、子どもたちや保育士の皆様が安心して過ごせる環境づくりを支援してまいります」としている。
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