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「Nothing Phone (3)」本日28日発売

 Nothingは、本日28日9時、新型Androidスマートフォン「Phone (3)」を発売する。

 価格は12GB+256GBが12万4800円、16GB+512GBが13万9800円。本体色はホワイトとブラックの2色展開。Nothing公式サイトと楽天モバイルにて販売を開始する。

デザイン

 Nothingの象徴であるデザインはさらに進化し、大胆な幾何学的フォルムと洗練されたモジュール構造が融合。現代建築から着想を得た3列レイアウトが特徴。ベゼル幅は1.87ミリで均一化され、Phone (2)と比較して18%スリムになり、ディスプレイへの没入感を高める。

 マイクロLEDディスプレイによる「Glyphマトリックス」を本体背面に搭載し、集中を妨げることなく、連絡先やアプリからの通知、リアルタイムの進捗表示を知らせる。Glyphミラー、デジタルクロック、ストップウォッチ、バッテリー表示に加えて、「スピン・ザ・ボトル」などの「Glyphトイ」を楽しむこともできる。

スペック

 SoCにはSnapdragon 8s Gen 4を搭載し、CPU処理速度はPhone (2)比で36%速く、GPU性能は88%向上している。AI関連タスクの処理性能も60%向上した。

 全てのカメラが50MPで、メインカメラには1/1.3インチ大型センサーを採用。

 6.67インチのフレキシブルAMOLEDディスプレイを採用し、最大輝度は4500ニト(HDRモード)/1600ニト(HMBモード)。30~120Hzのアダプティブリフレッシュレートに対応し、タッチサンプリングレートは1000Hz。

 バッテリーは5150mAhのシリコンカーボンバッテリーを搭載し、65Wの高速充電により54分でフル充電が可能。ワイヤレス充電は15Wに対応する。

 防水・防塵性能はIP68。日本市場向けにFelicaを搭載し、eSIMにも対応する。

Nothing OS 3.5

 Nothing OSには様々なAI機能が組み込まれており、たとえばEssentialサーチは連絡先、写真、ファイルなどを瞬時に見つけられるスマート検索バー。ホーム画面を下から上にスワイプするだけで使用できる。

 Flip to Record機能を使えば、スマートフォンを裏返し、Essential Keyを長押しするだけで文字起こしと要約が自動で開始される。異なる発言者を自動で認識することができる。

 Essential Spaceはアイデア、メモ、コンテンツなどの情報の保存と整理をAIがサポートする。

 OSアップデート対応期間はメジャーアップデートが5年間、セキュリティアップデートが7年間。