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GoogleのNotebookLMに「ビデオ概要」機能、プレゼンで内容を把握できる

 グーグル(Google)は、生成AIを活用した「NotebookLM」で、ビデオ概要機能の1つとして「ナレーション付きスライド」の提供を開始した。現在、英語に対応しており、近日中にほかの言語にも順次展開される。

 スライドに使用される図版は、AIが説明するために自ら作成したものや、入力されたドキュメントから画像や図などを取得して活用される。また、トピックを指定してより重点的に知ることが出来たり、学習目標を設定したり、さまざまなリクエストができる。わからないことを質問することで、ユーザーにあわせて学習を進められる。

 また、1つのノートブックに対して複数のスタジオ出力が出来るようになった。たとえば、複数の言語の音声概要を用意して世界とその情報を共有したり、役職が違うユーザー同士でそれぞれ必要な出力を用意して共有したりできる。オーディオ概要、ビデオ概要、マインドマップ、レポートそれぞれが独立したパネルで表示され、作成したコンテンツはそれぞれのパネルに保存され、同時に確認できるようになる。

 複数のスタジオ出力機能は、今後数週間ですべてのユーザーに展開される。