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ドコモ、「Xperia Z2/Z3/Z3 Compact」のAndroid 5.0バージョンアップを再開

 NTTドコモは10日、ソニーモバイル製のスマートフォン「Xperia Z2 SO-03F」「Xperia Z3 SO-01G」「Xperia Z3 Compact SO-02G」に対するAndroid 5.0のOSバージョンアップの提供を再開した。今回の更新は、7月28日に提供が開始されたが、その後、更新されたソフトウェアに不具合が確認されたため、提供を一時中断していたもの。

Xperia Z3 SO-01G

 中断前に発生していた不具合は「一部の地域でテレビを視聴できなくなる場合がある」というもの。今回再開されたOSバージョンアップでは、その不具合を修正された上で提供される。画面デザインや通知機能などがAndroid 5.0に準拠したものになるほか、メーカー提供のアプリについてもあわせて更新される。

 なお、7月28日の更新を、一時中断される前に適用したユーザーに対しては、テレビ不具合を修正するソフトウェア更新が提供されている。

Xperia Z2 SO-03F
Xperia Z3 Compact SO-02G

 3機種とも、更新後は最新のビルド番号「23.1.B.1.197」となる。更新は端末単体でWi-Fi/3G/LTEを利用して行う方法か、パソコンでソフトウェア「PC Companion」を用いて行う方法がある。

 OSバージョンアップの場合の所要時間は、端末単体での更新では「Xperia Z2 SO-03F」が約51分、「Xperia Z3 SO-01G」と「Xperia Z3 Compact SO-02G」は約45分。パソコン利用の場合の所要時間は、3機種とも約23分。

 提供中断前にバージョンアップしたユーザーに対する修正の更新については、「Xperia Z2 SO-03F」の単体での更新で約4分、「Xperia Z3 SO-01G」と「Xperia Z3 Compact SO-02G」では約3分。パソコン利用の場合は3機種とも約23分。

石井 徹