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Google、「Chromecast」を日本でも5月28日発売、税別4200円
(2014/5/27 13:14)
Googleは27日、ストリーミング用端末「Chromecast」を日本で5月28日に発売することを発表した。価格は4200円(税別)。Google Playから購入できるほか、家電量販店やECサイトでも販売する。
Chromecastは、スマートフォンやタブレットをリモコンのように使い、オンライン動画や音楽などのコンテンツをストリーミングできるHDMI接続のスティック型端末。対応アプリにはChromecastに送信するためのメニューが用意され、たとえばYouTubeアプリで再生したい動画を選んで、Chromecastに送信することで動画がテレビで再生される。
PCからはウェブブラウザー「Google Chrome」に専用の拡張機能をインストールすることで利用でき、ウェブで表示している内容をテレビに表示できる。
スマートフォンやタブレットの画面をWi-Fi経由でミラーリングする端末とは異なり、Chromecast自身がWi-Fiでインターネットに接続して動画などを再生するもので、スマートフォンやタブレットはChromecastにコマンドを送るだけの形となる。
米Googleエンジニアリング統括ディレクターのマージド・ベイカー氏は、「Chromecastでは新しい操作を学ぶ必要はない。愛用のスマホやタブレットをテレビのコントローラーとして利用できる。ようやくテレビも他のデバイスと肩を並べた」とコメント。Android、iOS、PC、Macといったさまざまなプラットフォームから利用でき、SDKも公開しているためさまざまなアプリがChromecastに対応できるとした。
グーグル株式会社パートナー事業開発本部統括部長の林豊氏は、日本での販売開始に合わせて、NTTドコモの「dビデオ」、KDDI(au)の「ビデオパス」アプリがChromecastに対応することを発表。dビデオは5月28日に対応を開始、ビデオパスは近日対応予定としている。