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携帯電話とPHS間のMNP提供を10月よりスタート、各社が案内

 NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、ウィルコム、イー・アクセスの携帯電話各社は、携帯電話とPHS間のMNP(携帯電話番号ポータビリティ)を、10月1日から提供する。かねてより総務省から方針が発表されていたが、改めて総務省と携帯電話各社のWebサイトで案内されている。

 MNPは、電話番号はそのままに他の通信事業会社へ乗り換えができる制度で、2006年から実施されている。これまでは、携帯電話からPHSへ、PHSから携帯電話へのMNPは提供されていなかったが、10月1日よりPHSが加わることが決定した。これに合わせて、携帯電話とPHSとの間でSMS(ショートメッセージサービス)の利用も可能になる。

 また携帯電話各社は、昨年11月1日より070ではじまる携帯電話番号の提供を開始した。PHSを提供しているウィルコムでは、通話相手がPHSかどうかを識別するため、通常の呼び出し音の前2秒間に“ププープー、ププープー”という「ウィルコム呼び出し音」が鳴るよう対策を行っている。

川崎 絵美