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ドコモ、一部iPhoneユーザーの「i Bodymo」契約を自動解約に

 NTTドコモは、一部のiPhoneユーザーが契約している「i Bodymo」の契約について、2月28日以降、順次自動解約を実施する。「i Bodymo」は当初iPhoneに対応予定だったが、アプリの提供が見送られたため。該当ユーザーに通知した上で自動解約を行う。

 自動解約の対象となるのは、2013年9月20日~11月26日の間にドコモの「iPhone 5s」または「iPhone 5c」を購入し、「i Bodymo」を契約していたユーザー。ドコモは当初、「i Bodymo」のiPhoneアプリを2013年12月に提供する予定だったが、11月25日にiPhone向けサービスの提供を見送ると案内していた。

 このため、ドコモがiPhoneを発売した2013年9月20日~11月26日までの、「i Bodymoを提供予定」と案内していた期間にiPhoneを購入し、「i Bodymo」を契約しているユーザーについては、2014年2月28日以降順次、「i Bodymo」の契約が自動解約されることになった。該当するケースは、iPhone購入前から「i Bodymo」を契約していたユーザーで、上記の期間中にiPhoneを購入し「i Bodymo」の契約を継続しているユーザー、または、上記の期間にiPhoneと同時に「i Bodymo」を契約したユーザー。iPhoneユーザーであっても、2013年11月26日以降に「i Bodymo」を契約したユーザーなどは対象外。すでに該当の回線をiPhoneからAndroidなどへ機種変更している場合も、「i Bodymo」の自動解約の対象外となる。

 対象ユーザーにはSMSで通知されるほか、1月もしくは2月の請求書(eビリング含む)のお知らせ欄で通知される。

 「i Bodymo」が解約されるとデータは削除されるが、データをコピーできるiPhoneアプリが今後提供される予定。iPhone以外で利用するなどして「i Bodymo」にすでにデータがあり、データのコピーを希望するユーザーは、自動解約前に操作すればデータをコピーできる。自動解約の対象ユーザーで、なおかつ「i Bodymo」の契約を継続するユーザーについては、自動解約後30日以内に再度申しこめば、過去のデータを引き継いで契約できる。

太田 亮三