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ソフトバンクショップで「スピード預かり修理」、店舗で受け付け最短即日完了

 ソフトバンクは、ソフトバンクショップで最短即日で完了するスマートフォン修理サービス「スピード預かり修理」を2月19日から開始する。西日本で先行してスタートしその後、全国に広げる。

 ソフトバンクショップで、修理品を配達員が預かり、iCracked Storeなど修理拠点に配送。修理完了後は再び配達員がソフトバンクショップへ端末を配送する。最短で当日、遅くとも翌営業日の17時までに修理が完了し、端末をソフトバンクショップで受け取れる。「あんしん保証パックネクスト」に加入するユーザーが対象となる。料金はあんしん保証パックネクストの内容に準じる。

 修理品は専用の配送箱に入れ、施錠したうえで配送される。解錠できるのはソフトバンクショップと修理拠点のスタッフのみ。一定以上の経験を有する配達員が担当し、位置情報のトラッキングが可能という。

 対象機種は、Pixel、シャープ製端末(2021年以降発売、除く法人向け)、モトローラ端末(2023年以降発売)、シャオミ端末(2024年以降発売)、FCNT端末(2024年以降発売)。いずれも、ソフトバンクでの購入から1年が経過し、故障・破損でメーカー保証が適用されないことが条件。

 ソフトバンクとSquareTrade Japanおよび、同社が認定する修理業者が共同で提供する。これまで、ソフトバンクの即日修理はiCracked Storeのみでの受け付けだったが、スピード預かり修理ではソフトバンクショップで受け付けるため、利便性が高まる。当初は西日本を中心にサービスを展開、その後4月以降にそのほかの地域にも拡大する予定で、およそ1000店のソフトバンクショップで利用できるようになる。

 ソフトバンクショップと修理拠点間の端末の配送には、Uber Eats Japanの配送ソリューション「Uber Direct」を利用しており、スマートフォン修理での同ソリューション活用は通信業界で初という。配送手段は今後、Uber Direct以外にも拡大する。

【追記 2025/02/26 19:10】
 ソフトバンクは、西日本に続いて、2月27日に予定していたほかの地域での「スピード預かり修理」について、4月以降に延期した。