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「YouTube」が20周年迎える、「文化の中心目指す」
2025年2月12日 13:14
米グーグルは、「YouTube」の誕生から20周年を迎えたとして、YouTube CEOの書簡を公開した。
YouTube CEOのニール・モーハン氏は、20周年を迎えた今回、米大統領選挙関連の動画や、音楽フェス、スポーツ関連の配信などに触れつつ、米国でポッドキャストを聴くプラットフォームとして最も利用されていると説明。単なるプラットフォームではなく、文化の中心地であると説明する。
YouTuber自体がハリウッドにおけるスタートアップという存在にもなっているほか、「テレビを観る=YouTubeを観る」という状態にもなってきていると指摘する。大画面向けのコンテンツも増えており、クリエイターがライブでスポーツの試合など解説やリアクションを届けられる機能「Watch With」のテストを開始しており、2025年は幅広く展開していくという。
このほか、AIの活用もさらに進める。動画のアイデア、タイトルやサムネイルの考案などに活用できるようにするほか、2024年には自動的に外国語へ吹き替える機能を導入した。
今後の20年に向けて、モーハン氏はクリエイターらを支援し、コミュニティを育て、世界中のユーザーが視聴し、つながることを再定義し続けることへ取り組むとしている。