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PayPay銀行、円と米ドル預金で年金利2.0%の「預金革命」 預入期間の固定なし

 PayPay銀行は、定常プログラム「預金革命」を開始した。円と米ドル普通預金への預け入れで特別金利2.0%が適用される。

 円普通預金と米ドル普通預金の両方に預け入れれば年2.0%(税引き後1.59%、変動金利)の金利が適用される。預入期間は固定されていない。12月月初に円と米ドルで50万円ずつ預金・保有し、為替レートに変動がなかったとすれば1カ月で約1220円の利息を受け取れる。PayPay銀行では、キャンペーンなどを除くメガバンクにおける普通預金金利のおよそ20倍としている。

 金利は変動金利。円は通常金利+特別金利で年2.0%、米ドルは特別金利で年2.0%が適用される。対象の残高は円預金では米ドル普通預金の月中平均残高の範囲内(毎日の最終預金残高は当日の米ドル/円の最終レートで算出)。残高が500万円以上の場合は500万円となる。米ドル預金の残高に上限はない。

 特別金利の適用には、PayPay銀行のWebサイトから「預金革命」にエントリーし、PayPayアプリとPayPay銀行口座を連携する必要がある。

 あわせて、PayPay内のPayPay銀行ミニアプリでは、外貨預金口座開設や米ドル普通預金の預入・払戻、残高照会に対応するほか、PayPayの「ウォレット」でも、これまでの円普通預金残高に加えて米ドル普通預金(円換算額)との合計が確認できるようになる。「PayPay資産」では、円普通預金と米ドル普通預金のそれぞれの残高が確認できるようになるため、「預金革命」で特別金利が適用される対象の残高が把握しやすくなる。