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NTTソノリティがBONXを子会社化、他2社と現場DXを促進へ

 音漏れしないヘッドホン型スピーカーなどを手掛けるNTTソノリティは、音声コミュニケーションアプリなどを展開するBONXを子会社化したと発表した。

 同社は4月からBONXに資本参加しており、追加出資によって子会社化した。また、NEXCO東日本とセーフィーも新規投資家として参画している。

 NTTソノリティの音響技術、BONXの音声コミュニケーションプラットフォーム、NEXCO東日本のインフラ事業者としてのノウハウ、そしてセーフィーのクラウド録画サービスを活用し、現場のニーズに合ったソリューションの提供につなげる。また、海外への展開も目指すとする。

年内に「BONX Stick」の発売を予定

 NTTソノリティとBONXは、共同開発でオープンイヤー型イヤホン「BONX intro knot」を4月に発売した。

 年内には、建築現場などでの使用できるコミュニケーションデバイス「BONX Stick」の発売を予定している。

 BONX Stickは、スマートフォンとBluetoothで接続し、有線のイヤホンを差し込んで使用するデバイス。通話時に周囲の音をカットするNTTの特許技術を搭載し、相手に話者の声だけを届けることができる。

 また、AI技術を活用し、会話解析や音声入力、リアルタイム通訳などのソリューションを展開することも予定している。