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ソフトバンクがノキアと共同研究開発、AI-RANと6Gの実現に向けて

 ソフトバンクは10日、ノキア(Nokia Corporation)と、AI-RANと6Gの実現に向けた共同研究開発に関する覚書を締結した。両社はAIを活用した通信システムプラットフォームの共同開発や、最先端の通信技術の共同研究開発を開始する。

 AI-RAN(Artificial Intelligence Radio Access Network)は、AIと無線アクセスネットワーク(RAN)を融合させ、次世代のモバイルネットワークを実現する技術。

 AI-RANと6Gによって実現する次世代通信は、高速で柔軟性が高く、広範にわたる接続性を有することから、スマートシティなどへの活用が期待される。

 今後は、ノキアのvRAN(virtualized Radio Access Network)プラットフォームを用いたAI-RANの開発や、6G向けの電波として期待されるセンチメートル波を用いた実証実験などが、共同で実施される予定。