ソフトバンクとエリクソンが「AI-RAN」で協力へ、ネットワークの性能向上や効率化図る

　ソフトバンクとエリクソンは、AIを活用した携帯電話ネットワークの性能向上や効率化に向けて共同検討を開始した。AIとネットワークを統合したソリューションの開発を目指す。

　AIとRAN（無線アクセスネットワーク）が同じネットワークインフラ上で動作する共通のネットワークと計算基盤ソリューションを開発する。エッジでAIとRANが協働するためのアーキテクチャーの最適化やAIとRANのアプリケーション間でのハードウェアやワークロードの共有の管理の実現などAIとRAN統合の最適化・共存、同じハードウェア上でのRANアプリケーションとAIエンジンの動作確認・リソース共有の方法の確認などに両社で取り組む。

　ソフトバンクとエリクソンは、共にAI-RANアライアンスを設立したメンバー。今回の取組は、通信事業者における新たなユースケースの創出をもたらすとしている。