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コンセプトは「銀座にサッカースタジアム」、KDDIが次世代の観戦を体験できるイベント

 東京都中央区銀座にあるKDDIのコンセプトショップ「GINZA 456 created by KDDI」で次世代のサッカー観戦を体験できる「GINZA STADIUM TOUR 2030」が7月26日から始まる。料金は無料。予約は必要ない。2025年1月15日まで開催される予定。

未来のサッカー観戦を一足先に体験

 GINZA 456の地下1階で開催されるイベント。「もしも銀座にサッカースタジアムが建設されたら?」というコンセプトで、2030年のサッカー観戦はどうあると楽しいのかを想像して作られた体験型イベント。

 メインの観戦体験を楽しめる「GINZA VIRTUAL STADIUM」はスタジアムフィールドをイメージした地下で開催。サッカーの中継でよく目にする俯瞰視点ではなく、選手目線での試合観戦を体験できるほか、サッカー観戦でよくある体を動かした応援が選手に届いたら? といった未来の世界を体験できる。

 ほかにも入口にはロッカールーム、ショールームは観客席など、GINZA 456全体でサッカーをイメージしたコンテンツを楽しめる仕掛けが用意されている。

いろいろな人に体験してほしい

 日本サッカー協会(JFA)との共創の一環。KDDIではほかにも、日本代表チームをメタバース空間から応援する企画や令和6年能登半島地震で被災した子供とサッカー日本代表選手との交流の様子を能登にいる保護者へ生配信するなどの取り組みを行っている。

 KDDI ブランドコミュニケーション部 ブランドマネジメント部の坂本伸一氏は、今回のイベントについて「未来のサッカー観戦に対する、参加者の声をもらいたいというのが一番大きい。KDDIが考える未来のサッカー観戦に実際に参加して、インスピレーションを受けてアイデア・眠っていた想いを聞きたい」と話す。スタジアムフィールドの地下にはアイデアや感想を残せるメッセージボードも用意してある。

左=KDDI 坂本氏。右=JFA 茂木氏

 JFAでは2050年までにサッカーを愛する人(サッカーファミリー)を1000万人に増やすことやFIFAワールドカップの日本開催、そこでの日本代表チーム優勝を目指すなどの目標を掲げており、KDDIはそれをサポートする。日本サッカー協会 パートナー事業部の茂木邦彦部長は「サッカーに興味ある人・そうでははない人も、いろいろな人に立ち寄って体験してほしい」と語った。