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KDDIから京セラ製の法人向けタブレット「DIGNO Tab2 5G」、今秋以降発売

 KDDIは、京セラ製の法人向けタブレット「DIGNO Tab2 5G」を今秋以降に発売する。

耐久性・利便性を備えたタブレット

 DIGNO Tab2 5Gは、法人向けを想定したAndroidタブレット。本体前面にNFCリーダーを備えており、窓口でのカード読み取りをスムーズにする。健康保険証や運転免許証の一体化など、マイナンバーカード読み取りの需要が増えることを見越したもので、外付けのリーダーが不要などのメリットがある。前面カメラは、オートフォーカスに対応しており、QRコードやバーコードの読み取りもスムーズにできるという。

 手袋のままで操作できる「グローブタッチ」や濡れたままで操作ができる「ウェットタッチ」を備える。本体は75cmの高さからの落下試験に合格しており、過酷な環境でも利用できる耐久性を備えている。ボディは無塗装の仕上げで傷や摩耗が目立ちにくい。IPX5/IPX8、IP6Xの防水防塵性能を備える。

主な仕様

 搭載するOSは、Android 14。チップセットはメディアテック製の「Dimensity 6100+」。4GBのメモリーと64GBのストレージを備え、最大で1TBのmicroSDカードを利用できる。

 メインカメラは約800万画素、サブカメラは約500万画素。ディスプレイサイズは約10.1インチ。nanoSIMとeSIMのデュアルSIM仕様で、5G通信を利用できるほかWiMAX 2+にも対応する。Wi-Fi 5に対応しており、IEEE802.11r/k/v/wを利用できる。Bluetooth 5.4をサポートする。

 顔認証と指紋認証を備える。FeliCaにも対応するが、セキュア機能に対応しないためおサイフケータイなどの利用はできない。バッテリー容量は7000mAh。本体の大きさは260×169×9.9mmで重さは約530g(TBD)。