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ドコモが7月に組織再編、コンシューマサービスカンパニー新設、新事業開発部の廃止など

 NTTドコモは、2024年7月1日付けで組織を再編する。

NTTドコモが組織再編を発表

「コンシューマサービスカンパニー」を新設

 「スマートライフカンパニー」と「営業本部」を統合し、「コンシューマサービスカンパニー」を新設する。「コンシューマサービスカンパニー」には、ウォレットサービス部、クレジットサービス部、映像サービス部、コンテンツサービス部など全22の部が含まれる。

「R&Dイノベーション本部」の組織見直し

 6G国際標準化の促進や、将来の技術アセットの競争優位性を確保し、中長期の6G・IOWNの社会実装に向けた技術開発・マーケット開拓などの取り組みを強化するために「R&Dイノベーション本部」を見直しする。

 6G・IOWNの社会実装に関するデバイス戦略の検討や、先進技術開発などを担う「モバイルイノベーションテック部」が新設されるほか、6G・IOWNネットワークにおける国際標準化・技術開発・アライアンス対応などを担う部門が「6Gネットワークイノベーション部」から「6Gテック部」に変更となる。

「プロダクトマーケティング本部」の組織見直し

 プロダクトに関する技術の統合的なマネジメントと、新たな技術導入を促進するとともに、個々のプロダクトにとどまらないサービスミックスによる体験価値の向上を目的に「プロダクトマーケティング本部」が見直しされる。

 「プロダクト技術部」が新設されるほか、プロダクトの企画・調達・開発管理・提供などが「プロダクトクリエーション部」に変更となる。

「金融ガバナンス部」新設、「新事業開発部」を廃止

 このほか、金融・決済サービスにおけるリスクマネジメント強化を目的とした「金融ガバナンス部」が新設される。また、NTTドコモ・グローバルへの業務移管などに伴い「新事業開発部」が廃止される。

組織図