ニュース

スマホ送金「pring」で新規登録など終了へ、限度額も縮小

 スマートフォン向け送金アプリ「pring」で、6月10日をもって新規アカウントの登録受付などが終了する。また、入金や送金限度額なども変更される。

 pringについては、2021年夏、グーグル(Google)がpring社の全株式を取得する契約に合意。2024年1月には、一部の金融機関との接続が終了していた。

サービスの一部終了

 6月10日をもって、pringアプリにおける新規アカウントの登録受付が終了する。また、メンバーシップカードや公式アカウントも終了する。

サービス内容の変更

 一日あたりの入金(チャージ)や送金の限度額について、それぞれ上限50万円→10万円に変更される。残高上限は1億円→100万円になる。

 新たに、一カ月あたりの入金(チャージ)や送金などの上限も設けられる。銀行口座やセブン銀行ATM経由での入金(チャージ)はそれぞれ月50万円まで、銀行口座への出金は月100万円までになる。現金による出金、送金はそれぞれ月50万円まで。

 また、現在はメインアカウントとサブアカウントのそれぞれに対して限度額が適用されているが、変更後はメインアカウントとサブアカウントの合計となり、ユーザーごとに限度額が適用される。