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Androidの「デバイスを探す」が大幅パワーアップ、Bluetoothタグ対応や電源オフのPixel 8を発見可能に

 グーグルは、Androidにおける「デバイスを探す」機能をリニューアルした。米国とカナダからまずは導入されており、5月にも新しいアプリによる新機能の追加が予定されている。

 「Find My Device」(日本名:デバイスを探す)アプリでは、これまでユーザーのGoogleアカウントでログインしているAndroidデバイスを探せるようになっていたが、リニューアル後、オフラインでも互換性のあるAndroidスマートフォン、タブレットを呼び出したり位置を確認できる。Pixel 8/8 Proでは、特殊なハードウェアが備わっているとのことで電源オフやバッテリーが切れていても発見できるという。

 また、5月からは、鍵や財布などの日用品に付けた、新「デバイスを探す」対応のBluetoothタグ(忘れ物防止タグ)を探せるようになる。互換性のある製品として、ChipoloとPebblebeeのBluetoothトラッカータグの名が上げられており、そうした製品をキーホルダーや財布など日用品につけておくことで、もしどこに置いたかわからなくなっても、見つけるのに役立つという。また、アクセサリーの共有により、友人や家族とタグのついた物の所在を確認できる。

 互換性のあるBluetoothタグとして、今年後半、eufy、Jio、Motorolaが登場する見込み。「デバイスを探す」に、JBLやソニーなどのヘッドフォンがソフトウェアアップデートで対応する予定。

 また、物を探す際にどのあたりにあるか、「近くを探す」ボタンでよりはっきりを見つけられるようになる。iPhoneにおけるAirTagを探すような使い勝手になると見られ、5月に発売されるBluetoothタグ以降で対応する。

 スマートディスプレイなどが提供されてきた「Nest」シリーズとも連携できるようになる。紛失したデバイスとNestデバイスの距離が表示されるようになるという。

プライバシー対策

 「Find My Device」(デバイスを探す)の仕組みは、多くのBluetoothタグと同じく、クラウドソーシングが用いられている。AndroidとBluetoothで対応製品が通信し、その近さでデバイスの位置を特定しつつ、そうした位置情報がクラウドに集約される。もし、自分が「デバイスを探す」対応のタグ入りをつけた傘をカフェなどに忘れてしまった場合、そのタグと周囲にいる店員や来店客のAndroidデバイスが通信し、クラウドへ自動的に「傘につけたタグはここにある」と登録。傘の持ち主が「デバイスを探す」アプリで検索すると見つけられるようになる。

 この際、ユーザーのプライバシーが保護されるよう、位置情報はエンドツーエンド(デバイスとクラウド間)で暗号化される。「ここにBluetoothタグがある」と報告したAndroidデバイスのユーザー情報は特定されないかたちでFind My Deviceネットワークへ提供される。

 また、持ち主がわからないBluetoothタグ(トラッカー)がカバンに紛れ込んでいたとしても、「持ち主不明のトラッカーが近くにある」とユーザーに警告するようになっている。この警告の仕組みはかねてより導入されていたもの。

 このほかユーザーは、手元にあるデバイスのうち、どれを「Find My Device」ネットワークへ参加させるのかコントロールできる。

 新しい「デバイスを探す」は、Android 9以降で利用することができる。