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米マクドナルド、世界規模のシステム障害に「心よりお詫びします」「サイバー攻撃ではない」

 米マクドナルドは、15日に発生した世界規模でのシステム障害について、原因がいわゆるサイバー攻撃ではないとした上で「心よりお詫びします」と謝罪する文書を公開した。

 日本では15日夕に報告されたシステム障害は、その後、世界規模で発生していたことが判明。米マクドナルドによれば、米国中部夏時間で15日0時ごろ(日本時間では同日14時ごろ)、グローバルのシステム障害が発生。すぐに多くの国と地域で復旧したが、一部では障害が継続。米国マクドナルドでは障害が残る地域と緊密に連携しているという。

 また文書では、原因はサイバー攻撃ではなく、サードパーティによる設定変更によるもの、とだけ説明されている。

 米マクドナルドは、消費者や各地のマクドナルドのスタッフに向けて「技術の信頼性と安定性は最優先事項です。障害が発生すると、どれほどストレスがかかるかよく理解しており、今回の事故は通常ではありえないこと。急ぎ、解決に向けて取り組んでおり、心よりお詫びします」としている。

 日本以外では、香港や台湾、タイ、豪州、カナダ、ドイツなどでもシステム障害による営業停止が伝えられている。