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楽天モバイル、23年度決算は赤字も「24年内の月次黒字化」目指す

 楽天グループは14日、2023年度通期および第4四半期の決算を発表した。

 楽天モバイルを含むモバイルセグメントでは、2023年度の売上収益は3645億5600万円となり、前年度比3.9%増。損失は3375億2400万円を計上したが、前年度(4792億5700万円の損失)より改善されている。

 楽天モバイルでは、売上収益の増加要因として、契約回線数や通信料収入の増加を挙げている。

 また、損失の縮小要因として、ネットワーク費用や販管費などの削減が挙げられている。KDDIとの新ローミング契約により、設備投資額も減少しているという。

 今後は、年内の月次黒字化を目指すとしている。