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ソフトバンク宮川社長がKDDI×ローソンのタッグにコメント、「我々の方向性とは異なる」

 ソフトバンクの宮川潤一代表取締役社長は、7日の決算会見の場で、KDDI・三菱商事・ローソンの3社が発表した新たな資本業務提携について言及した。

宮川社長

 宮川社長は「『KDDIさんもなかなか思い切った判断をされた』と驚いた」とコメント。しかし、宮川社長自身が描くビジョンとは異なるという。

 「僕らが求めている経済圏は、もう少しオープンなかたち」と宮川社長。「特定の小売業者のDXを目指すというよりは、日本の小売業界全体のDXを目指すというのが我々の方向性。当社としてはそういう方向ではない」と語った。

 KDDI・三菱商事・ローソンの3社は6日、新たな資本業務提携契約を締結していた。KDDIはローソンに対して公開買付けの実施を予定している。取引の完了後、三菱商事とKDDIはローソンの議決権を50%ずつ保有し、共同経営パートナーとなる。