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京都ポルタでフリーWi-Fi増強、同時に1000人利用可能な通信環境を実現

 JR西日本京都SC開発は、運営する商業施設「京都ポルタ」において、フリーWi-Fiサービス「KYOTO_PORTA Wi-Fi」の機能を大幅に増強した。

 整備は、NTTブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)との共同で進められた。Wi-Fi専用光回線を敷設し、バックホール回線には10Gbpsの光回線を導入、アクセスポイントを従来の2.5倍となる50カ所に設置し、最大1000人が同時に使用できるフリーWi-Fiを実現した。

 NTTBPが提供する「災害モード」に対応。災害時や通信障害時にはフリーWi-Fiを開放することで災害情報をユーザーに伝える。

 Wi-Fiの設定画面には、海外のユーザーの利用も想定し、英語、中国語、韓国語、フランス語、スペイン語、タイ語での設定画面が提供される。

 NTTBPが提供するJapan Wi-Fi auto-connectアプリにも対応。京都ポルタをはじめとした、全国の自治体、公共交通機関、商業施設、観光拠点などで整備されているフリーWi-Fiに自動で接続できることになる。

 また、JR西日本グループのショッピングセンター会員専用アプリ「WESPO」および共通ポイントサービス「WESTER」とも連携。アプリを入れていると、Wi-Fiに接続するだけで利用登録なく使用できる。