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楽天Gとマベニア社によるO-RANネットワーク、独1&1社で携帯サービス開始

 楽天グループと、独1&1 AG(1&1社)、米Mavenir Systems(マベニア社)は、欧州初の完全仮想化5Gネットワーク(1&1 O-RAN)を構築し、1&1社によってドイツ国内での携帯キャリアサービス提供が始まったことを発表した。

 1&1社は、2022年12月から、「1&1 O-RAN」を利用した固定無線アクセス(FWA)サービスは提供していた。そして本日から携帯電話サービス(eMBB)の提供を開始する。

 これにより、「1&1 O-RAN」はドイツ全土で稼働しサービスを利用できるようになった。1&1社の回線エリア以外の地域では、西テレフォニカネットワークのローミング提供を受けている。2024年夏以降は英ボーダフォンのローミング提供を受ける予定。

 楽天のグループ会社である楽天シンフォニーは、エンドツーエンドのネットワークの展開と運用を担うことでクラウドベースな国際通信サービスの提供を可能にし、グローバルなサービスを企業向けに提供している。マベニア社はコアネットワークを提供している。