ニュース

「Google Play」、個人開発者に新要件 20人以上で2週間以上のテストなど

 グーグルのデジタルコンテンツ配信プラットフォーム「Google Play」で、アプリの品質を維持するための新たなポリシーや取り組みが導入された。

 今年7月、デベロッパーツール「Google Play Console」の要件が更新された。それに伴い、以前から「Google Play Console」アカウントをもっているデベロッパーは、新しい基準を満たしているか確認することが必要になった。

 確認期限はGoogle Play Consoleで選択できる。期限は先着順に設定され、2024年2月29日までに選択しない場合は、自動的に期限が割り当てられる。

 新たに作成した個人開発者アカウントではまもなく、本番環境へのアクセスを申請する前に、2週間以上、20人以上でアプリをテストすることが義務付けられる。

 また、アプリレビューにより注力し、子ども向けアプリや特定のデバイス権限を要求するアプリなどにおいて、より審査に時間をかけることがあるという。

 そのほかの取り組みとして、異なるデバイスでアプリのパフォーマンスが低下する可能性について、ユーザーへの情報提を始めた。また、利用地域の良質なコンテンツが表示されやすくなったという。

 来年には、政府公式アプリを識別するバッジをはじめ、アプリのリストに新しい記号が追加される予定。