「ThinkPhone」で「Windows 365」が使える、米マイクロソフトがデモ動画

　米マイクロソフト（Microsoft）は、Lenovo製のAndroidスマートフォン「ThinkPhone」を外部モニターを接続して、「Windows 365 クラウド PC」（以下、Windows 365）を利用するデモ動画を公開した。

　マイクロソフトが公開したデモ動画では、「ThinkPhone」を外部モニターを接続して、モードから「Windows 365」を選択するだけで、「Windows 365」にアクセスしている。

　「ThinkPhone」をタッチパッドとして利用できるほか、外部のキーボードやマウスなどのデバイスで「Windows 365」の環境を操作できる。

「自動的に開始」でさらにシームレスに接続

　Microsoft Entraのアカウントにログイン後、「ThinkPhone」を外部ディスプレイに接続して「Windows 365」を選択すると、クラウドPCのリストが表示される。リストから利用するクラウドPCを選ぶだけで「Windows 365」を利用できる。

　さらに、「ThinkPhone」の設定で「自動的に開始」を有効にすると、ケーブル接続するだけですぐに「Windows 365」にアクセスできるようになる。

　「Windows 365」を実行している最中に、「ThinkPhone」上のアプリを使ったり、電話をかけたりできる。また、「Windows 365」上で実行するビデオミーティング用に「ThinkPhone」のカメラを利用することも可能。