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ThinkPadスマホ「ThinkPhone」発表、「ThinkPad」と高度に連携

 レノボ傘下の米モトローラ(Motorola)は、ビジネス向けスマートフォン「ThinkPhone by Motorola」(以下、「ThinkPhone」)を発表した。

 今後数カ月以内に、アメリカ、ヨーロッパ、中南米、中東、オーストラリア、アジアの一部の国で販売される。

「ThinkPhone by Motorola」

 「ThinkPhone」は、パソコンの「ThinkPad」シリーズが誕生から30周年を記念するモデルで、ThinkPadをモチーフにしたデザインを取り入れ、高い堅牢性やセキュリティ関連機能を備えるほか、「ThinkPad」とのクリップボード共有やワンクリックでインターネット接続するなどの連携に対応する。

高度なセキュリティー、堅牢性

 セキュリティプラットフォーム「ThinkShield」を採用するほか、「ThinkPhone」のシステムはハードウェアとプレミアムAIによるセキュリティソリューション「Moto Threat Defense」によって保護される。

 さらに、「Moto OEMConfig」や「Moto Device Manager」などのデバイス管理ソリューションによってデバイスを管理できる。

 セキュリティー・プライバシー関連のハブ機能「Moto Secure」も付属する。前掲の「Moto OEMConfig」や「Moto Device Manager」と組み合わせると、管理者が遠隔操作でロック画面の設定変更や、ロック解除パターン設定などを行える。

 また、Android上で動作する独立したプロセッサーの「Moto KeySafe」を搭載し、PIN、パスワード、暗号化キーを改ざんされにくい場所に分離して保存し、内部データを保護するという。

 デバイスはMIL-STD-810H規格に適合し、鋼よりも強度の高いという軽量アラミド繊維や、航空機kグレードのアルミフレーム、Gorilla Glass Victusを採用することで、最大で1.25mからの落下にも耐える。防水関連ではIP68の認証を受けており、水深1.5mの深さで最大30分間耐えられるという。

 「ThinkPad」で象徴的な赤い物理キーを本体側面に搭載し、重要なアプリケーションを1キーで起動したり、「ThinkPhone」と「ThinkPad」を即座に連携したりできる。

ThinkPadと連携する「Think 2 Think」

 ThinkPadとの連携は、新たに「Think 2 Think」と名付けられ、近くにある「ThinkPhone」と「ThinkPad」がWi-Fiでシームレスに接続するほか、クリップボードにコピーされたテキスト、写真、ビジネス書類や動画を好きなアプリに貼り付けできる。

 スマートフォンの通知をWindowsのアクションセンターに表示するほか、Androidアプリケーションをパソコン上で実行できる。このほか、あらゆるビデオ会議に「ThinkPhone」に搭載するカメラを用いたり、インターネット接続を共有したりできる。

その他仕様

 ディスプレイは6.6インチで解像度はFHD+、バッテリー容量は明かされていないが、 36時間の連続利用が可能で、68Wの急速充電に対応するという。

 チップセットは「Snapdragon 8+ Gen1」を搭載し、モバイル通信は5Gに対応、Wi-FiはWi-Fi 6Eをサポートする。カメラは5000万画素。