シャープ、Vivoと特許クロスライセンス契約――訴訟取り下げも完了

　シャープは、Vivo Mobile Communicationとの協議の結果、無線通信技術の特許クロスライセンス契約を締結したことを発表した。これにより、シャープが2022年9月に中国で開始した訴訟の取り下げも完了している。

　シャープでは、これまで国内外の企業に向け、無線通信技術の規格必須特許のライセンスを供与してきた。引き続き「公正、合理的かつ非差別（Fair, Reasonable And Non-Discriminatory）」な条件で、ライセンス供与を実施するとしている。

　シャープは、W-CDMA、LTE、LTE-Advanced、5G規格に関する6000件以上の必須特許を保有。近年では、OPPOとの特許クロスライセンス契約も締結していた。