KDDI、法人向けにCO2排出量を開示する「グリーンモバイル」

　「グリーンモバイル」は通信サービスが提供されるまでに排出されるCO2量を可視化するサービス。サプライチェーン全体におけるCO2排出量であるScope3の削減目標の設定や削減状況の把握、情報開示に貢献する。申し込み不要で、追加料金も発生しない。2023年4月分の利用から適用される。

　CO2排出量削減では、サプライチェーン全体での取り組みが求められる一方、他社の事業活動でのCO2排出量の算出方法は複雑で可視化が難しい課題がある。グリーンモバイルでは、スマートフォン利用に関するCO2排出量の可視化を実現し、企業の取り組みをサポートする。

　「グリーンモバイル」は法人ユーザーのスマートフォン利用プラン全てが対象。KDDIでは、法人向け通信サービスで使用する電力を実質再生可能エネルギー化しており、法人ユーザーに対してCO2排出量削減に貢献するとしている。