ニュース

ドコモが12月通信障害の報告書を総務省へ提出、指導を受け

 NTTドコモは31日、2022年12月に発生した通信障害に対する総務省からの「電気通信事故に関する適切な対応についての指導」に関して、同省へ報告書を提出した。

 同社によれば、報告書の内容は、行政指導・指導項目への対応状況や対策など。設備に対する改善措置の実施や組織横断的な品質管理体制の強化、周知広報体制の改善などが盛り込まれているという。

 ドコモでは、12月17日7時50分~12時44分と、同月20日1時10分~3時12分に西日本地域の一部で通信障害が発生。17日の障害は約242万人、20日の障害は約69万人に影響した。総務省は2月13日、再発防止などに努めるよう指導していた。