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2023年度の「電話リレーサービス料」は年間11円に

 携帯電話各社は2023年度(2023年4月~2024年3月利用分)の「電話リレーサービス料」の改定を発表した。

 改定後の電話リレーサービス料は、各社ともに2023年4月~2024年1月までの利用分で電話番号ひとつにつき月額1.1円、2024年2月~2024年3月分までは月額0円で年間11円の負担になる。ソフトバンクの「シンプルスタイル」(プリペイド)のみ2023年4月1日~2024年3月31日の期間でリチャージごとに2円が徴収される。徴収対象のサービスは携帯電話以外にも固定電話やIP電話も含まれる。

 電話リレーサービスは、聴覚や発話に困難のある人と通話相手を、通訳オペレーターが手話・文字と音声を通訳することにより電話で双方向につなぐサービス。従来、民間で行われていたサービスが法改正により公的サービスになったことから、電話利用者から料金を徴収する仕組みになった。