楽天モバイル、2022年末の人口カバー率は98％

　楽天モバイルの人口カバー率が、2022年末（楽天グループの事業年度で2022年度末）時点で98％に達した。

　同社の人口カバー率は、2020年末で71.5％、2021年末で95.6％だった。

　代表取締役会長の三木谷浩史氏は「費用は大きいが、7年かける計画を3年で達成した。今後、設備投資額は大幅に軽くなる」と語った。

　データトラフィック（通信量）のうち4％程度がKDDIのauサービスエリアを借り受けるローミング経由のものだが、引き続き、ハンドオーバー（エリア切り替え）が課題とした。

　4Gの基地局数は5万2003カ所、5G（3.7GHz帯）の基地局数は7058カ所となった。2023年度中に、4G基地局の6万カ所達成を目指す。