総務省、「MVNOへの携帯電話番号指定」の方針を決定

　総務省は、MVNO事業者に携帯電話用の電話番号を割り当てを可能とする電気通信事業法施行規則等の改正に関する意見募集（パブリックコメント）の結果を発表した。また、情報通信行政・郵政行政審議会による答申を受け、同法の改正を実施することを発表した。

　意見募集では個人から1件、法人から1件の意見が受け付けされた。受け付けされた意見を元にした修正などは行われていない。

　今回の改正により、MVNOに音声伝送携帯電話番号の指定ができるようになる。MVNOに電話番号が割り当てされることで、MVNOによる多様な付加価値サービスの送出・提供を実現可能となることが期待されている。今後のスケジュールとして、総務省では2023年3月末までに改正法を制定することを想定している。