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マイナンバーカードの累計申請件数が運転免許証の保有者数超える

 松本剛明総務大臣は6日、記者会見でマイナンバーカードの申請件数が、1月4日時点で運転免許証の保有件数を超えるおよそ8300万件に達したと明らかにした。

松本総務大臣

 6日の会見の冒頭で、松本大臣は1月4日時点でマイナンバーカードの申請件数が累計でおよそ8300万件に達したことを明かした。総務省がマイナンバーカードの普及目標としていた運転免許証の保有者数は2021年末時点でおよそ8190万人となっており、2022年内と定めていた目標を達成したことになる。

 一方で2022年度内にほぼすべての国民にマイナンバーカードを普及させるという面では、2月末までに延長された「マイナポイント第2弾」で国民へアピールすることでさらなる普及を狙う。「これが最後の延長になる。ぜひこの機会に一層多くの方にカード申請をしていただけるように自治体と連携する」としたうえで、マイナンバーカードの安全性や利便性の周知も進めていく考えを示した。

 今後の普及について松本大臣は「(カード取得にあたって)ハードルのない方には、ほぼお持ちいただけたのではないか。申請にかかる(場所などへの)距離がある方には、申請サポート事業でハードルを下げる、カードを持つかどうか決めていない方にはカードを持とうと思ってもらえるように広報活動に注力したい」と語った。

 1月10日からは、近所に携帯電話ショップなどがないといった国民に向けて、郵便局でマイナンバーカードの申請をサポートする事業が開始される予定となっている。