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e-Taxが本人確認機能をサポート――今度の確定申告は、マイナカード読み取り1回でOK

 国税庁は、税の電子申告システム「e-Tax」について、1月4日から「マイナンバーカードによる本人確認機能」の提供を開始したと発表した。

 これまで、申告までマイナンバーカードの読み取りが数回必要だった。たとえば確定申告書等作成コーナーでは、「e-Tax登録情報の確認」と「電子署名の付与」、「e-Taxへのログイン」と3回読み取りが必要だった。

 2022年度分の確定申告では、本人確認機能で本人確認を行うと、ログイン時の1回だけで申告できるようになる。

 本人確認は、マイページから実施できるほか、本人確認を実施していないユーザーには、サービスを利用時に本人確認ができる画面が表示される。本人確認時のマイナンバーカードの読み取りは、ICカードリーダー(パソコン)のほか対応のスマートフォンで読み取ることもできる(パソコン/スマートフォンともに)。

本人確認ページのイメージ(e-Taxお知らせページより)

 なお、2022年12月までにマイナンバーカード方式で申告したユーザーは、本人確認はすでに実施されている。