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KDDI、メタバースプラットフォーム「VC」の先行体験を開始

 KDDIは、メタバースプラットフォーム「VC」(ブイシー)を2023年春に提供する。スタートに先駆けて12月23日から先行体験を開始した。料金は無料で一部コンテンツが有料。

 VCはKDDIが提供する、同じ趣味や目的を持った人とつながれるというメタバース。先行体験では音楽ライブやイラストレーターによる展示会などが実施されるほか、居酒屋やクラブといったコミュニケーションスペースが設置される。クリエイターは、制作したアート作品をギャラリースペースで展示・販売もすることもでき、ユーザーは購入した作品をマイルームに飾ることができるという。先行体験で実施されるイベントの詳細は、今後公式サイトで告知される。

ライブスペース
コミュニケーションスペース
ギャラリースペース
マイルーム

 推奨環境はAndroidの場合、Android 9以降、2019年以降に発売されたメモリー4GB以上の端末。iOSではiOS 14以降でiPhone XR、iPhone SE(第2世代)を除くiPhone XS以降の端末とされている。

 KDDIでは、都市連動型メタバースの一環として提供されてきたバーチャル渋谷・大阪やリアル空間を起点とするデジタルツイン渋谷に続き、VCを通じて新たなコミュニケーション体験を実現するとしている。